「抱かれたい男」やら「好きな女・嫌いな女」やらと、毎回、有名人を一喜一憂させるファッション誌『an・an』のランキング特集。10月31日号の特集で見事1位に輝いたのはAKB48の“こじはる”こと小嶋陽菜(24)だった。
ランキングは女性読者がアンケートで選んだ「なりたい理想のバスト」(ちなみに2位は長澤まさみ、3位は下着モデルを務めていたことでも有名なミランダ・カー)。なんでも「適度の大きさ」「白くてふっくら」「健康的」というのが受賞理由ということで、実際、過去のグラビアを見ると、なるほどふっくらマシュマロ風ないい感じ。しかし、いわゆる男好きしそうな「巨乳」でも最近流行りの「微乳」でもない気がするが……。
そんな“はるパイ”を作家で写真家、女性のバストについて詳しい伴田良輔氏に検証してもらった。
「上質の肌に柔らかそうな肉感で自然体のバストですよね。見えない乳首や乳輪も間違いなくキレイなんだろうと想像できる。ただ、おっぱいそのものの存在感がまだ薄い。完成されていない途上というのかな。
僕はいままで400人以上のおっぱいを撮影してきましたが、記憶に残るおっぱいというのは10人程度いるかいないか。そういう人はおっぱいそのものが際立ち、存在感があるんです。キメ細かい肌に、上乳が少しそげて下乳のまるみのラインが浮き上がり、乳首は少し上を向いているような……。
彼女の場合は年齢を重ねて肩やウエストラインの肉がもう少ししまって、経験が重なるとさらにセクシーさがでてくると思います」
要は、男の理想ナンバーワンになる可能性を秘めたバストということか。
※週刊ポスト2012年11月16日号