闘牛というと、スペインを思い出す人も多いかも知れないが、日本でも文化として根付いた闘牛がある。南西諸島・奄美群島に属する徳之島の人口は2万6000人。サトウキビを主産業とする小さな島で、闘牛は400年の歴史を持つ。
1トンを優に超える超重量級のケンカ牛が地響きを立ててぶつかり、島民たちはその勝利にすべてを懸ける。
写真は、10月27日、伊藤観光ドームでの大会。リングは直径20メートル前後。入場料は不定期に開催される小さなローカル大会で2500円、今回のような大きな大会では3000円となる。
撮影■横田徹
※週刊ポスト2012年11月23日号