現在、服役中のホリエモンこと堀江貴文氏は、刑務所の中でもオピニオンを発信中。最近、堀江氏が注目しているのはメジャー挑戦を表明した花巻東高校の大谷翔平投手のことだという。『メルマガNEWSポストセブンVol.39』では、かつてプロ野球参戦を考えていた堀江氏ならではの考察を掲載。ここではその一部を公開する
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こんにちは。『堀江貴文のブログでは言えない話』担当の編集Sです。今年のプロ野球ドラフト会議にもドラマがありましたね。日本ハムがメジャー挑戦を表明している花巻東高校野球部の大谷翔平投手を強行指名。日本野球界の空洞化を防ぐために、日ハムには「良くやった」という声もあるそうですが、堀江御大はそうは見ておりません。
「メジャーは年俸も名声も日本ローカルとは比すべくもない。個人がトップを目指そうとすることは自然なこと。日本球界は私が新規参入に名乗りを上げた8年前となんら変わっていない」
そう、近鉄バッファローズの買収騒動をめぐって御大は、日本球界の古い体質にかなり苦しめられていたようでしたからね。今回の騒動も他人ごととは思えないのでしょう。一方で、こんな提言もしております。
「むしろこれを改革の好機と捉え、台湾、韓国、中国と共にアジアンリーグを作り、サッカーのクラブW杯のように米メジャーと世界一決定戦(真のワールドシリーズ)を行なうくらいの絵図を描けないものなのか? ソフトバンクの孫さん辺りが主導でやらないかな~」
WBCとは別にプロ球団の世界一を争うシリーズ。なにげに面白そうだなと感じざるを得ません。プロ野球中継の視聴率は軒並み落ち込んでいるのに、日本シリーズは高視聴率なのは、やはり短期決戦の面白さがあるからでしょう。たとえば巨人がメジャーの王者相手に挑む新ワールドシリーズが実施されたら、多くの人が観るだろうし、野球人気の底上げにもつながるのでは? 孫さん、堀江ともどもお願いしやッス!