誰でも簡単にネットで情報発信できるようになった今、日記や呟きが突然、多くの知らない人からの批判にさらされてしまうことがあります。また、それが会社の上司や家族などから覗かれてしまい、トンデモナイことになるケースも。OL5人がネットトラブルについて語り合いました。
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いと(25歳・IT):ウチにも、「ツイッター左遷」されたのがいるけど。
あき(28歳・印刷):何やらかしたの?
いと:仕事で芸能人と会った時に浮かれて「〇〇さんなう!」って投稿しただけらしいの。ところが、その芸能人名で検索されちゃったみたいで、後日部長に「キミはツイッターをやっているか?」って呼び出されてさ。「仕事ダルイ」「帰りたい」なんてツイートが発見されて、「やる気あるのか?」って問題になり、地方に飛ばされたってワケ。
りな(31歳・メーカー):会社もこえ~よ! ってか、ウチの同僚もネットでキャバ嬢の副業してんのがバレて大目玉でさ~。
あき:なぜ、バレた?
りな:フェイスブックのタグ付け機能のせいよ。
けい(29歳・アパレル):あの、写真に写っている人の名前をはっつけることができる機能のこと?
りな:そう。同僚は、キャバでの源氏名でフェイスブックやってたんだけど、同僚のキャバ嬢が一緒に撮った写真にタグ付けしちゃったらしい。で、ウチの会社の人が、そのキャバ嬢と繋がっててバレちゃった。
ちこ(26歳・旅行):人の名前、勝手に公開すんなよ。私の男友達も、そのせいで婚約解消の危機だもん。彼女いないフリして出まくってた合コンでのきわどい写真を、しこたまタグ付けされちゃってさ。
あき:ウチの会社でも、才色兼備のイケてる子が、やっぱネットのせいで辞めてったよ。
ちこ:男絡み?
あき:イエース。随分前に、昔の彼氏に撮られたハメ撮り写真がネットで晒されて、炎上騒ぎを起こした子らしいの。で、どっから漏れるのか、それが社内で噂になって、居づらくなったんだろうね。そのせいで、もう2~3社、漂流してるみたい。
いと:かわいそう。ま、そういう私も、前にブログで、昔凝っていた占いのこと書いたら、コメント欄に罵詈雑言書かれて、閉鎖したことがあったんだけど。
※週刊ポスト2012年11月23日号