11月5日、石田純一(58才)と東尾理子(36才)との間の第一子となる理汰郎くんが誕生した。石田にとっては3人目の子供。そして、それぞれ別の母親だ。
石田は早大在学中に学生結婚している。そのとき、最初の子供であるいしだ壱成(37才)が生まれているのだが、石田は演出家になる夢を追い渡米。結局、“子供より夢を取った”と妻に三行半を突きつけられ、結婚4年目に離婚。幼かった壱成は母の元で各地を転々とする暮らしを始め、父子の交流は途絶えることになった。
その後、石田は松原千明(54才)と1989年に再婚。翌1990年には長女・すみれ(22才)が誕生して、公私ともに順風満帆な生活を送っていたが、壱成の存在が“隠し子”として世間を騒がすこととなる。
父子は、壱成のことが報じられる少し前に再会を果たす。1991年、壱成が16才の時だ。この時、すでに石田はドラマ『抱きしめたい!』(フジテレビ系)で大ブレイクし、トレンディー俳優として活躍していた。あるインタビューで壱成は当時「あ、テレビで見てる人だ。やべぇ、緊張してきた」と感じたと振り返っている。父というより人気俳優という認識の方が強かったようだ。
そんな父への憧れもあったのか、その翌年、壱成自身も芸能界デビューを果たす。
「石田さんが社長を務める事務所に所属しました。だけど“父子の関係”というより、“社長と所属タレントの関係”に壱成くんは違和感を覚えるようになり、とにかく石田さんの話題を振られるのを嫌がっていましたね。しかも、壱成くんは『未成年』『聖者の行進』(ともにTBS系)といった人気ドラマで数多く主演していたため、“親父は自分を金の成る木としか思ってないのでは”なんて思うようになっていました…」(芸能関係者)
そして数年後、石田は再びスキャンダルの渦中に。1996年、長谷川理恵(38才)との不倫が発覚したのだ。妻子を捨てて家を飛び出した石田は「不倫は文化だ」発言で大きなバッシングを受ける。
「不倫が公となった日は、すみれちゃん、有名私立小学校の受験日だったんですよ。結局残念な結果となり、彼女は公立の小学校へ通うことになったんですが、石田さんの娘ということで同級生から“文化の子”などといじめられたそうです」(松原の知人)
愛娘を守るため、松原は1996年、すみれを連れ、ハワイへと移住。そして3年後の1999年に離婚が成立する。以来、石田とすみれが会うことはなかった。
すみれが高校生になってから、父娘は再会しているが、日本とハワイと離れて暮らしていたため、その後も頻繁に会うことはなかった。
「すみれちゃんが石田さんに連絡してくるのは、大学進学の時など、節目の時だけだったみたいですね。進学の資金の相談など、どうしても石田さんを頼りたい時に連絡があったようです」(前出・芸能関係者)
※女性セブン2012年11月29日・12月6日号