“賢人主婦”として知られる松居一代(55才)。著書『松居一代の超お料理術』(主婦と生活社刊)のなかでは、食の大切さについて<健全な精神は健全な食卓に宿ります>と語っているが、彼女のブログをのぞいてみると、そこには仰天の食卓が紹介されていた。
<朝からしゃぶしゃぶと大根煮の豪華朝食>(10月14日)
<二人の好物の「カキフライ」を楽しみました 朝食からですが…最高>(11月5日)
朝からなんともボリューム満点…。そして極めつきは、7月21日。この日は、愛する夫・船越英一郎(52才)の誕生日ということもあって、松居は腕によりをかけて、朝食を振る舞った。
<カマスの大きなものがあったのでお頭付き!!!船越の好物の大根煮(中略)ポテトサラダ・レタスのオリーブ炒め・カリフラワー 新鮮な野菜でまとめました そして 朝からお祝いで乾杯 白ワイン!! バースディー船越は喜んでたくさん食べてくれました デザートはロールケーキ>
たしかにご馳走だけど、50代の船越が仕事前に食べるには、あまりにも重たい気もするが…。栄養士の川野妙子さんは、松居家の食卓について、こう忠告する。
「胃が空っぽな朝に揚げものやケーキは、体に優しくありません。まして、船越さんは50代ですから。仕事柄不規則でしょうし、つきあいで夜中まで飲むことも多いでしょう。朝は栄養価が高く、消化吸収のよいものをとるのがいいでしょう」
“賢人主婦”の“健全な食卓”とはとても思えないが、その料理を食べさせられる船越は本当に喜んでいるのか? 松居に直撃すると、こう答えてくれた。
「主人と一緒に食事をするのは月に何度かしかないんです。だから、朝食をふたりで食べられるのは、神様がくださったビッグプレゼントなんですよ。普通の人にとったら重い食事かもしれませんが、張り切ってつくっちゃいます。もちろん主人は完食してくれます!」
※女性セブン2012年11月29日・12月6日号