議事が一向に進行しなかったウィーン会議を「会議は踊る」という言葉で風刺したのは有名ですが、会社で日常的に行なわれる会議も踊る揚合が多々あるようです。OL5人が会議について語り合いました。
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ちず(製造・28歳):ウチの会社の「会議好き」には、ほとほと参るよ。今日なんて、朝から5本こなしたからね、5本!
みか(IT・29歳):やってらんね~。一体、何の会議よ?
ちず:午前中は、いわゆる「朝会」という名の全体会議。午後は進会議と企画会議と組合の会議。そして夜は、営業成績を激詰めされる会議よ。
はな(ソフト・25歳):うっざ~。ウチの部長も、とんだ会議フェチでさ。自称リベラルだから、民主的にみんなで決めたがるんだけど、残業が多くなるだけだから、「ツルの一声」で命令されるほうが、よっぽどラク。
るい(派遣・30歳):だいたい、ハケンで何社も渡り歩いた私からいわせりゃ、会議が多い会社は伸びないし、会議好きの上司は出世しない。コレ、絶対。
まこ(広告・28歳):だろーね。で、会議で一番ヤなのは、業績が上がらないのをつるし上げられることじゃない?
みか:ウチは外資なんだけど、会議室の名前からして「WARROOM」だからねw 別名、二等兵の拷問部屋とも呼ばれてる。
るい:コワ過ぎだろ。あと「オネスティ(誠意)」とか「コミットメント(責任)」なんて会議室がある会社もアヤシイ。
みか:そんな会社あるの?
るい:あるんだな、これがw ブラック企業に限って、偽善ネームを付けたがんのよ。
※週刊ポスト2012年11月30日号