11月5日午後7時24分に長男・理汰郎くんが誕生した石田純一(58才)と東尾理子(36才)夫妻。石田には、最初の妻との子であるいしだ壱成(37才)、そして、2番目の妻・松原千明(54才)との子・すみれ(22才)がいるが、東尾とふたりの関係は良好だという。
昨年末の壱成の誕生日には理子が企画してパーティーが開催されている。
「このとき初めて、石田さん、壱成くん、すみれちゃん、理子さんの4人が勢揃いしたんです。壱成くんとすみれちゃんは、それぞれ“妹が欲しかった”“お兄ちゃんが欲しかった”なんて言い合って盛り上がったそうです。腹違いとはいえ、2人は兄妹なのに、それまでゆっくり話す機会がなかったんです。でもこの日をきっかけに仲良くなったみたいですよ」(芸能関係者)
理子はこんな“家族”の幸せな時間について、ブログにこう綴っている。
<素晴らしく育てて下さった主人の元奥様達に感謝。時が経って再会したときに「大好きなパパ」と言ってもらえるのは、別れた奥様達が主人の事を悪く言わずに育てて下さったからこそだと思う>
と、元妻たちに感謝までしているというのだ。
どうして彼女は、そこまでできるのだろうか…。それは理子の過去の体験が深く関係していた。
父で、西武ライオンズ元監督の東尾修氏(62才)は、理子が子供の頃、梓みちよ(69才)との不倫が取り沙汰されていた。
「理子さんの母親は、家に帰ってこない東尾さんを悪く言うことは一切なかったそうです。だからこそ、理子さんも父親を嫌うことはなかった。むしろ梓さんの家に“お父さんを返してください”って乗り込んだことがあったそうです。それほど家族への情が強く、絆を大切にしているんですよ」(プロ野球関係者)
そんな家族思いの理子だからこそ、それまでさまざまなわだかまりにとらわれていた石田たちの父子関係を、本来あるべき姿に戻すことができたのかもしれない。
「父への小さなわだかまりまですべて消してくれたのは理子ちゃんです。新しい石田家を理子ちゃんが作ってくれた。本当に感謝です」
壱成がこう語ったように、理子は本物の“石田家の母”になったようだ。
※女性セブン2012年11月29日・12月6日号