本州最北の駅として知られる青森県JR大湊線下北駅。霊場・恐山の麓の街にある小さな大衆食堂を、11月上旬、この地で生まれ育った松山ケンイチ(27才)が訪れていた。
高校時代からお気に入りだったという豚バラ肉の定食を懐かしそうに食べる彼の隣には、妊娠7か月の小雪(35才)と今年1月に誕生したばかりの長男の姿もあった。
「小雪さんのお腹は、もうかなり大きかったですね。息子さんは、小雪さんに手を引かれてですけど、もうヨチヨチ歩いていましたよ」(居合わせた客)
主演を務めたNHK大河ドラマ『平清盛』の撮影が終わったばかりの松ケンは、妻子を連れて久しぶりの里帰りをしていたようだ。
「最低記録を更新できたことは、すごく光栄だなと思っています。すごい高視聴率を出すのと同じくらい難しいことです」
10月21日放送の回では、7.5%と歴代最低視聴率を叩き出すなど、苦戦が続いた松ケンは、クランクアップ後の会見でこう強がったが、やはり実際は思い悩んだことも多かったという。そんな彼を支えたのが、妻・小雪だった。
「松山さんが思い詰めないようにと、たまには彼の好きな焼き肉屋さんに誘ってましたね。そんなときは、お子さんは預けて夫婦だけでリラックスできるようにしていたみたいですよ」(NHK関係者)
身重の体でも夫が帰省するとなればついてゆき、義父母の世話をする。松ケンの母親に話を聞くと、
「身重なのに本当にありがたいと思っています。お父さんも喜んでいました」
と小雪の賢妻ぶりに感心しきりだった。
「結婚後、小雪さんは折にふれて松山さんと一緒に青森を訪れています。5月の母の日にも、彼のご両親に初孫を見せに来ているんです。そのとき、小雪さんは実家の玄関先で、お客さんの応対までしていたそうですよ」(地元の住民)
※女性セブン2012年11月29日・12月6日号