田中みな実、青木裕子、平井理央、戸部洋子などなど、多くの女子アナの熱愛・結婚のニュースが飛び交っているが、ついにあのベテランアナにも春が訪れそうなのだという。その女子アナとは、テレビ朝日の下平さやかアナ。放送作家でコラムニストの山田美保子氏が、“やっと来た春”に迫る。(『メルマガNEWSポストセブンVol.41』より抜粋)
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久々に、女子アナに関する心温まるニュースが飛び込んできた。テレビ朝日の下平さやかアナウンサーがジャイアンツの長野久義選手と半同棲で、「結婚も…」という『週刊文春』の記事である。
あれ!? 文春さんはかつて、長野と破局したショックで下平アナが摂食障害になって、番組にもほとんど出ていないと書きませんでしたっけ?
実は…、『女性セブン』がお二人の車中キスを報じてからというもの、一度だって破局なんかしていないんですよ!
私は昨年4月、テレ朝のアナウンサー有志が参加したチャリティーパーティーに出席させていただいた。東日本大震災後、東北でいち早くラーメンの炊きだしを始めた都内の某店で行われたチャリティーは、参加者が持ち寄ったグッズをオークションして、募金を集め、店主が被災地まで届けてくれる…という催しで、下平さんが出したグッズというのが長野選手愛用の首輪(メーカーは違うが、金本知憲選手で有名になったファイテンのようなモノ)だったのである。
件の文春さんの記事が出た後だったこともあり、「エッ!?」という顔をした参加者が多数いたのだけれど、テレ朝の男子アナで下平シンパの後輩たちがみなニコニコしながら「別れてませんよ」と参加者に説明していたのを思い出す。
そうした後輩男子アナ曰く、「下平さんは自分にも厳しいけれど、人にも厳しい人。だから、下平さんに認められたら一人前なんです」とのこと。さらに、「番組終了後、『下平会』に誘ってもらえたら、仕事を認められたという証拠なんです」とも言っていた。当時、朝の(というか深夜)2時半とか3時に局入りしていた“やじうま”アナウンサーズ。午後に取材などが入っておらず、昼前に勤務が終わる日には、下平アナの号令で、昼間から会社近くで飲み会が行われたというのだ。その席で、仕事についてのアドバイスもしてくれたという姐御肌な下平アナ。後輩たち(特に男子)に慕われていて当然か。