10年前のサラリーマンの平均年収は454万円だった。長引く不況でサラリーマンの平均年収は激減。2011年は409万円まで落ち込んだ。家庭では節約が求められているが、どのように節約すればいいのだろうか? 夫の年収が300万円で年間100万円貯金する徳島県の主婦の節約テクを紹介しよう。
徳島県板野郡在住の主婦・小松敦子さん(25才・仮名)は会社員の夫、3才の長女と3人暮らし。夢は、一戸建てのマイホームを持つこと。そのために、月収22万円を上手にやりくり。毎月10万円ほどの貯金を続けている。
小松さんが最もこだわりを見せるのが、ポイントカードの活用テク。
「ドラッグストアやスーパー、飲食店、家電量販店のカードなど100枚くらいを、カードケースに入れて常に持ち歩いています。地域や店ごとに分けて分類し、どこにどのカードをしまっているかは、すべて把握しています」(小松さん・以下同)
最寄りのスーパーで買い物をするのは、“ポイント5倍”以上の日だけ。
「100円で1ポイント(=1円分)がつきますが、週に1回は5倍、ごくたまに10倍や20倍つくものもあるんですよ。その時にまとめ買いするんですよ」
食費や日用品費にかかってくる月3万円で、毎月500円分のポイントが貯まっているという。
小松さんは自宅にいる時はインターネットのポイントサイトをチェック。時間の有効活用に余念がない。
「アンケートに答えるとポイントがもらえるサイトを常にチェックしています。1日1時間くらい作業して、月8000円ぐらいの収入になっています。子供が小さいうちは、保育料を考えると、パートに働きに出るよりも、自宅でプチ稼ぎをしたほうが効率がいいと思って」
他にも、ドラッグストアなどでポイントを貯め、その合計額は月1万円分。
結婚5年目にして貯金総額は800万円に達したという。
※女性セブン2012年11月29日・12月6日号