60代でありながらますます女盛りの藤田紀子さん(65才)。2人の横綱を育て、相撲部屋のおかみさんとして、30年以上も多忙な日々を過ごしていた藤田さん。50代で離婚して初めて、自分の時間が持てるようになったという。そんな藤田さんに、美しさに磨きをかけるテクニックを聞いた。
「今になって自分磨きにハマっています。大好きだったバレエを再開したり、エステやネイルに行ったり…。ネイルは、最初は地味にしていたのに、女性はキラキラしているのが好きでしょ? どんどんエスカレートしちゃって(笑い)。
若さや美の秘訣は、自分に合うものを続けること。私は皆さんに『体が柔らかい!』と驚かれますが、これもストレッチやバレエのレッスンを続けたから。継続は力なり、だと思うんです。それから、好奇心も大事。そうそう、中学の時の同級生の男子が、ニューヨークでデザイナーとして活躍しているらしいの。今度、会いに行ってみたい、なんて思ってるんですよ」(藤田さん・以下同)
伸びた背筋、引き締まった脚…抜群のスタイルはトレーニングの賜物だった。
「家にいてもじっとしていられないせいか、すごく代謝がいいの」
加えて、週3回はバレエのレッスンにも通っているという。
「バレエは学生のころに やっていたんですが、結婚してからは時間がなくて。3年ほど前にやっと再開できたんです。姿勢がいいとキレイに見えるでしょ? 誰に披露するわけじゃないけれど、もっと脚が上がるようになりたい。自分への挑戦でもあるんです」
※女性セブン2012年11月29日・12月6日号