今最も売れている家計簿『つけるだけで「節約力」がアップする家計ノート2013』(小学館刊)の著者・細野真宏さんが「貯まるコツ」「続くコツ」を緊急特別レクチャー。ここでは、『家計ノート』でも紹介されている「最新の家計の平均額」のうち、大学卒業までの子供の教育費の平均額を紹介します!
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幼稚園入学から大学卒業まで「すべて国公立」に進んだ場合、教育費はトータルで942万1643円、つまり、子供1人につき、1000万円弱が必要となるのです(文科省「子どもの学習費調査2010年」)。
子供1人の年間の「教育費」(授業料のほか、給食代や塾代も含む)は、幼稚園のときは23万円、小学校のときは30万円、中学のときは46万円、高校のときは39万円となり、大学では一気に109万円にアップします。
その一方で、幼稚園入学から大学卒業まで「すべて私立」に進んだ場合、さらにその倍以上かかり、約2400万円となっています。
この場合の年間の「教育費」は、幼稚園のときは54万円、小学校のときは147万円、中学のときは128万円、高校のときは92万円となり、大学では一気に169万円にアップします。
いずれにしても、大学入学から卒業までの4年間の負担が特に重くなるので、子供が小さいうちから、大学進学時のお金を想定しておきながら貯めていくのが、賢い人生設計といえます。
※女性セブン2012年11月29日・12月6日号