鳴り物入りのドラマは大コケ連発、視聴率もガタ落ちで3位転落は確定的と、何をやってもうまくいかないフジテレビを象徴する存在が杏梨ルネ・アナだ。
杏梨ルネとは、デジタル展開を強化しようと目論むフジテレビが送り込んだ、CGで作成された「バーチャルアナウンサー」。デザインは人気漫画家の江川達也氏。10月改編にあわせて大々的に入社式まで行ない、深夜の生放送情報バラエティ『にっぽんのミンイ』(月~木、深夜0時35分~)にレギュラー出演させるという力の入れようだったのだが、どうも盛り上がらない。
特に彼女の“同僚”であるアナウンス部では、やっかみもあり評判は最悪だ。
「正直、アナウンサーたちは冷めてますね。『にっぽんのミンイ』は毎年、有望株の新人女子アナが担当する『○○パン』シリーズの枠。今年は、最有力候補といわれた宮澤智アナ(22)が『すぽると!』を担当することになったため、番組が見送られたのです。若手アナは“私たちはCG以下の扱いなのか”と失望していますよ」(フジ社員)
※週刊ポスト2012年12月7日号