女性セブン11月29日・12月6日号が、浜崎あゆみ(34才)とバックダンサー・内山麿我(=マロ・28才)の熱愛をスクープしてから、事態は急展開を繰り返した。
マロは前妻のダンサー・野村涼子氏(43才)と泥沼の離婚裁判中という身でありながら、あゆが公式ホームページ上で交際宣言。マロも自身のブログで<自分勝手である事は、重々承知を致しております>と綴って真剣交際を強調した。
2010年4月にマロが申し立てた野村氏との離婚調停は、2011年2月に離婚裁判がスタート。この10月に第一審で離婚が認められたものの、野村氏が判決を不服として控訴していた。そんなさなかの交際宣言に、野村氏は怒りを爆発させるかと思いきや、11月21日、突如自身のブログで、マロの<深謝>があり、話し合いにより離婚が成立したことを報告したのだ。ところが、事態はアメリカでも動いていた。ロス在住の日本人女性が首を傾げるのだ。
「あゆって、まだ離婚が成立していないはずですよ。だってマニーが“今も夫婦関係は続いている”“浜崎あゆみはぼくのワイフだ”って公言してますから。ツイッターでも、はっきり“離婚していない”ってつぶやいています。このあたりの日本人コミュニティーでは有名な話ですよ。離婚が成立してないのに交際宣言なんて、彼女、大丈夫なんですかね?」
マニーとは、あゆの“前”夫でロス在住のオーストリア人俳優、マニュエル・シュワルツ(=マニー・32才)だ。2010年の大晦日に電撃的に結婚を発表したあゆは、2011年元日の夕方、マニーとアメリカ・ラスベガスの役所に婚姻届を提出した。
「ラスベガスの役所には婚姻届を提出したのですが、その後、日本でも規定の手続きをしなければ、日本で認められた正式な結婚とはならないんです。あゆはそれをしていなかったので、日本の戸籍は未入籍の状態だったわけです」(音楽会社関係者)
習志野法務総合事務所の行政書士・田中敦士さんがこう説明する。
「結婚は婚姻挙行地(あゆの場合は米国・ネバダ州)の法律によって有効に成立していますが、日本に報告的届出がないと、戸籍には配偶者の記載がされません。ですから一見すると日本では独身のままなんです。結婚は有効でありながら、戸籍上独身なので、日本で他の人と結婚ができてしまう。しかし、そうなった場合は、日本で重婚罪に問われてしまう可能性があるんです」
あゆはマロとの再婚を考えているのだろうか。事情を知る芸能関係者が話す。
「早く子供も欲しいみたいなんですが、再婚したくてもできない状況なんですね。あゆは自分が離婚届にサインをした時点で離婚を発表したんですが、マニーのほうがどうしても納得できず、離婚届にサインをしてくれなかったんです。それでこの数か月の間、代理人を立て、離婚へ向けて話し合いをしていた。最近になってようやく話がまとまって、来年年明けにも決着がつきそうだったんですが…。今回の交際宣言は、あゆにとって大きな誤算だったということになるかもしれません。マニーにしてみれば、莫大な慰謝料を請求しようと思えばできる証拠を突きつけられたわけですからね」
この件について、マニー本人に話を聞くことができた。
「ぼくが今言えるのは、この1年間見てきたメディア報道のなかで何一つ真実はなかったっていうことだ。1月には離婚しなかったし、最近になって離婚の申請をしたところなんだ(※現状、離婚成立には至っていない)。いろんな理由があって、離婚が宣言される1か月前に、ぼくはあゆとの関係を終わらせた。あゆの成功を願っているし、彼女が望むものを見つけることを願っているよ。ぼくについて言えば、今はロスにいて幾つかのプロジェクトに参加しているよ」
※女性セブン2012年12月13日号