史上最高の6億円が当たる年末ジャンボが、いよいよ発売開始。売り場には連日、長蛇の列ができているが、これまで“億当せん”を16本も出してきた激ツキ売り場が岐阜県にあるという。
それが、「平川たばこ店」だ。1999年以降のドリーム、サマー、年末の3大ジャンボで、1億円以上の当せんを16本も出し、2008年の年末ジャンボでは1等3億円が飛び出している。1等が当たる「一斗樽」、幸せを渡す「たわし」、当たり「鯛」など、高額当せんを連想させる“ダジャレ置物”で有名な売り場だ。
代表取締役・平川美和子さんが、全国各地の売り場を見学しに行っては、各地の風習からヒントを得ているという。
「お酒で有名な盛岡に行った時に、居酒屋で隣り合わせたお客さんと、主人がお酒をどのぐらい飲むかという話になって。『うちの主人は1合じゃ足りないな。樽ぐらいかな…。これだ! 一斗樽で1等当たる!』と思いついたんです(笑い)」(平川さん)
ほかにも、たわしで背中をこすることで“厄払い”をする風習のある仙台では、「幸せ渡しますの“たわし”だ!」と思いついた。“ダジャレ置物”が置かれるようになったのは、1995年に平川さんが責任者になってから。
その恩恵からか、急に激ツキ売り場に変貌を遂げて、16本に及ぶ高額当せん者を輩出しているのだ。
※女性セブン2012年12月13日号