「人生をあきらめないこと。他人と比べないこと。目先のことだけにとらわれないで、もっと長い目で人生全般を見渡してほしいと考えた結果生まれたのが、晩成運という言葉です」
風水建築デザイナーの直居由美里さんは、上梓したばかりの著書『「晩成運」のつかみ方。』(小学館)についてこう話す。
人には早咲き型と遅咲き型がある。遅咲き型は大器晩成型で、早くに脚光を浴びなくともコツコツと努力し人生の折り返し地点を過ぎてから花を咲かせるが、実際には途中であきらめてしまう人も多いという。
「世の中のほとんどの人は遅咲き運です。晩成運を信じて前向きに生きるきっかけになればと思います」(直居さん)
11月17日。ホテルイースト21東京(東京・江東区)で『ユミリー婚学パーティー』が行われた。婚活中の男女が出会いを求めるイベントだ。当日は婚学講座と称したトークショーも行われた。
ゲストは、ピースの綾部祐二(34才)との“年の差恋愛”が報じられた藤田紀子さん(65才)。
直居さんは藤田さんを、「強い晩成運を持っている人」と評する。
そんなふたりのトークは参考になる内容が盛りだくさん。対談はまず、気になるあの話題からスタートした。
直居: 紀子さんとは5年前のテレビ番組でご一緒したとき、「数年後に20才以上若いかたと恋愛しますよ」ってお伝えしたんです。そしたら、今年、その通りに…(笑い)。
藤田 :(笑い)その番組ではユミリーさんに「もう少ししたら、コメンテーターのお仕事がきます」って言われたんです。そしたら10日後ぐらいでしょうか。まさにコメンテーターのお話が舞い込んできて。だから今回は二重の驚きでした。
直居: たいがいは忘れたころに、「あら、その通りだった」みたいなことが起きるんです。
※女性セブン2012年12月13日号