ライフ

“−5才肌作る”水光注射 韓国美容界では5年前からの常識

 韓国でもはやジョーシキと言われているヒアルロン酸注射でほうれい線などのしわを伸ばすプチ整形が有名。しかしいま韓国美容界では数年前から“水光注射”がブームになっているという。

 水光注射とは、たった1gで6リットルもの保水力があるといわれるヒアルロン酸を、顔の皮膚表面全体に少しずつ注射することで、肌のうるおいやハリ、透明感をアップさせるというもの。

「韓国では、水分を充分に含み、メイク後でもうるおい感を感じられる肌のことを“水光皮膚”といいます。ぷるぷるでツヤがあるけど、決してテカらない、エイジレスな肌のことですね。別名“マイナス5才肌”ともいわれます。この水光皮膚を手に入れるべく、3年ほど前から美容意識の高い人たちを中心に“水光注射”が広まり、今ではすっかり定着。

 まだ日本ではあまり知られていませんが、私が韓国旅行で気軽にできるプチ整形を聞かれたときは、この水光注射をすすめるくらい気に入ってます。見た目にはわかりづらく、肌質改善目的なので、プチ整形より手軽な“プチプチ整形”かな」(韓国美容に詳しいライター)

 日本でもできるクリニックがあると聞きつけ、東京・代官山にある、ドクタースパ・クリニックへR40記者が行ってきました。

 こちらの水光注射で使用するのは、8種類のアミノ酸に2種類のミネラル(亜鉛・銅)、ビタミンB6、3種類の抗酸化剤などを配合した“リデンシティ”という高機能ヒアルロン酸。さらに、美白やアンチエイジング効果があるプラセンタ注射をプラスすることで、うるおい&透明感あふれる“水光肌”を目指すという。

 ジェル状の塗る麻酔を塗り、30分。麻酔が効いてきたら、頬、あご、額と顔全体に、細い注射針で、少量ずつ点々とヒアルロン酸をまんべんなく打っていく。実際、肉づき豊かな頬はまったく痛くない。骨に近い額や口の周りなどは、チクっとする痛みをちょっぴり感じる程度。

 その後、記者が希望したプラセンタを、目の下や頬骨の上など、シミやくすみが気になる部分を中心に注入していく。

 2種類の注入でも、かかった時間はわずか10分程度。麻酔+注射で計40分の手軽さ。注入直後は、よーく見ると小さな注射跡が見えるけど、2時間後からはメイクもOK。ダウンタイム(腫れやむくみなどの回復に要する時間)なしというのも手軽でうれしい。

「3週間に1度、計3回行えば半年~1年効果が得られます。1度でシミやしわなどに劇的な変化はなくとも、肌のふっくら感や化粧ノリがよくなるなど、肌質が変わるので、自然な若返りが可能です。これからの乾燥シーズンにはおすすめの施術ですね」(同クリニック院長の鈴木芳郎さん)

※女性セブン2012年12月13日号

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン