今年は“韓流ゼロ”。
11月26日に発表された「第63回NHK紅白歌合戦」の出場歌手50組に、韓流グループはひと組も入っていなかった。
「竹島問題などで日韓関係が悪化していることもあって、NHKにも既に『韓流を出すな』という抗議が相当来ていたと聞いています。『領土問題は無関係』と説明していても、受信料を払ってもらっている身としては、視聴者感情に配慮せざるを得なかったようです」(芸能関係者)
昨年は、紅組からKARAと少女時代、白組から東方神起の計3組が出場していた韓国勢。今回ひと組も選ばれなかった理由についてNHKは「(3組の)数値が昨年より下がったから」と説明したが、スポーツ紙デスクはこう話す。
「去年のようなムーブメントは起きていないし、KARAも少女時代も日本での露出が減っています。ただし東方神起は、女性人気も高く視聴率も取れると最後まで揉めたそうです。しかし、1組だけ出すとなると、話がややこしくなる。そこに領土問題も絡んでの決断だったようです」
※週刊ポスト2012年12月14日号