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九州の風邪対策 佐賀のすっぽん、宮崎の焼酎、鹿児島の柿等

 寒さが本格的になってきたが、これから注意しなくてはいけないのが風邪だ。風邪対策は数あれど、ここでは九州に伝わる風邪対策を紹介しよう。まずは、知られざるすっぽんの名産地・佐賀から。「昔は安くて、手に入りやすかったから、どの家でもすっぽんの血を飲まされました。その後、すっぽん鍋にして食べれば、風邪はおろか、元気ハツラツ!」と言うのは、佐賀市・中村佳代子さん。

 大分県では、別府市のひょうたん温泉(大人・700円)には体全体を温める砂湯(別途300円)や温泉の蒸気を吸ってのどや鼻を潤す温泉吸入がある。「のどの調子がおかしいと思ったら、すぐに行きます」(別府市・本多朋子さん)

 そして、焼酎を飲んで一日の疲れを癒す“だれやみ”という方言があるほど焼酎好きが多い宮崎県。「焼酎を含ませたタオルを首に巻くのが、風邪の撃退にはいちばん!」と、宮崎県・園田まゆみさん。

 熊本には風邪対策にもなる「べにふうき」がある。『紅屋富貴子のべにふうき茶』(1260円/森羅万象堂)。

 また、鹿児島県のさつま町紫尾(しび)にある温泉“神の湯”では、毎秋に渋柿を湯につけて渋を抜いて甘みを出す『紫尾温泉あおし柿』が。「この柿を食べると風邪をひかないと言われています。小さいころから食べてます」(鹿児島県・中村京子さん)。

※女性セブン2012年12月13日号

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