昨年12月に、教え子で未成年の女子柔道部員への準強姦容疑で逮捕された、アテネ五輪柔道金メダリストで元九州看護福祉大学女子柔道部コーチの内柴正人被告(34才)。9月に公判が始まってから、一貫して「合意の上だった」と容疑を否認し続ける内柴被告だが、そんな夫を持ってしまった妻(32才)は、計り知れない苦悩の中にいる。
「奥さんは最近まで熊本県内の自宅で8才の息子さんと3才の娘さんと一緒に暮らしていました。気丈にも、そこで開いていた整骨院の営業も続けていたんです。事件後、間もないころは“何があってもここで夫を待ち続ける”って言っていたんだけど、内柴さんは面会にも応じてくれないみたいで…。
徐々に彼のことが信用できなくなっていったようです。しかも、事件のことで、お子さんが学校でいじめられ出したんです。これはさすがにショックが大きくて、8月に店を閉め、お子さんを連れて東京に出てきたんです」(妻の知人)
本誌の取材に妻は、「すみません、何も話すことはありません…」と言うのみだった。以前、自宅前の傘立てには、“うちしば”と書かれた小さな子供用の傘があったが、今そこに書かれた名前は、妻の旧姓に変わっていた。
「実は奥さん、11月中旬に、内柴さんと離婚したそうです。“子供のことを考えると、それしかない”って…。ただ、今も夫のニュースが流れる度に“また子供がいじめられたらどうしよう。もう生きているのがつらい”って泣いているんです」(前出・妻の知人)
※女性セブン2012年12月20日号