ライフ

89才料理研究家 ルーを使わない和風ライスカレーのレシピ紹介

『きょうの料理』『あさイチ』(ともにNHK)などで人気の料理研究家、“ばぁば”こと鈴木登紀子さん(89才)が、お母さん直伝だという和風ライスカレーのレシピを紹介する。

 * * *
 今のお子さんたちは、家のことをほとんどしません。いえ、親がほとんどさせてこなかったというべきかもしれません。生活技術、とくにお料理は結局、経験の積み重ねです。大人になっていきなり「料理をしなさい」と言われても、できなくて当然ではありませんか。

 お料理は親子のよいふれあいにもなります。今夜はお子さんと、ばぁばのライスカレーを作ってみませんか。食器をテーブルにセッティングする、材料を揃える、調味料を混ぜる、あるいはサラダのレタスをちぎってもらうなど、子供がお手伝いできることはたくさんあります。包丁が扱える年齢なら、一緒に野菜を切ってもよろしいわね。

 さて、「ばぁば風さらさら和風ライスカレー」は、母・お千代さん直伝、鈴木家の大人気レシピです。カレールーを使わずに仕上げます。

 材料(4人分)は、じゃがいも3個、にんじん1本、玉ねぎ1個、豚肩ロース肉2枚、水5カップ、カレー粉大さじ3、小麦粉大さじ5、酢大さじ1。

 このほかに、【A】酒・塩・しょうゆ大さじ1、砂糖・ウスターソース・トマトケチャップ各大さじ1を合わせておきます。

 まず、じゃがいも・にんじんは縦に輪切りにしてから皮をむき1cm角に切り、水に放してざるに上げます。玉ねぎは1cm角に切り、ひと口大に切った豚肉はカレー粉大さじ1をまぶしておきます。

 鍋にじゃがいも・にんじん・玉ねぎと水、残りのカレー粉小さじ2を入れて強火にかけ、煮立ったら豚肉を加え弱火にします。アクを取りながら20分ほど煮てください。

【A】を加え、水大さじ5で溶いた残りのカレー粉と小麦粉を、ダマにならないよう少しずつ鍋に加えて混ぜます。

 とろみが出てきたら最後にお酢を加えて1~2分煮れば出来上がり。炊きたてのご飯に添えて、どうぞ。

※女性セブン2012年12月20日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

不倫が報じられた錦織圭、妻の元モデル・観月あこ(時事通信フォト/Instagramより)
《結婚写真を残しながら》錦織圭の不倫報道、猛反対された元モデル妻「観月あこ」との“苦難の6年交際”
NEWSポストセブン
国民民主党から参院選比例代表に立候補することに関して記者会見する山尾志桜里元衆院議員。自身の疑惑などについても釈明した(時事通信フォト)
《国民民主党の支持率急落》山尾志桜里氏の公認取り消し騒動で露呈した玉木雄一郎代表の「キョロ充」ぷり 公認候補には「汚物まみれの4人衆」との酷評も出る
NEWSポストセブン
永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《永野芽郁に新展開》二人三脚の“イケメンマネージャー”が不倫疑惑騒動のなかで退所していた…ショックの永野は「海外でリフレッシュ」も“犯人探し”に着手
NEWSポストセブン
“親友”との断絶が報じられた浅田真央(2019年)
《村上佳菜子と“断絶”報道》「親友といえど“損切り”した」と関係者…浅田真央がアイスショー『BEYOND』にかけた“熱い思い”と“過酷な舞台裏”
NEWSポストセブン
「松井監督」が意外なほど早く実現する可能性が浮上
【長嶋茂雄さんとの約束が果たされる日】「巨人・松井秀喜監督」早期実現の可能性 渡邉恒雄氏逝去、背番号55が空席…整いつつある状況
週刊ポスト
発見場所となったのはJR大宮駅から2.5キロほど離れた場所に位置するマンション
「短髪の歌舞伎役者みたいな爽やかなイケメンで、優しくて…」知人が証言した頭蓋骨殺人・齋藤純容疑者の“意外な素顔”と一家を襲った“悲劇”《さいたま市》
NEWSポストセブン
6月15日のオリックス対巨人戦で始球式に登板した福森さん(撮影/加藤慶)
「病状は9回2アウトで後がないけど、最後に勝てばいい…」希少がんと戦う甲子園スターを絶望の底から救った「大阪桐蔭からの学び」《オリックス・森がお立ち台で涙》
NEWSポストセブン
2人の間にはあるトラブルが起きていた
《浅田真央と村上佳菜子が断絶状態か》「ここまで色んな事があった」「人の悪口なんて絶対言わない」恒例の“誕生日ツーショット”が消えた日…インスタに残された意味深投稿
NEWSポストセブン
フランスが誇る国民的俳優だったジェラール・ドパルデュー被告(EPA=時事)
「おい、俺の大きな日傘に触ってみろ」仏・国民的俳優ジェラール・ドパルデュー被告の“卑猥な言葉、痴漢、強姦…”を女性20人以上が告発《裁判で禁錮1年6か月の判決》
NEWSポストセブン
ホームランを放った後に、“デコルテポーズ”をキメる大谷(写真/AFLO)
《ベンチでおもむろにパシャパシャ》大谷翔平が試合中に使う美容液は1本1万7000円 パフォーマンス向上のために始めた肌ケア…今ではきめ細かい美肌が代名詞に
女性セブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン