胃がんの手術のため、12月上旬から長期療養に入る、お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之(42才)。病気は、11月上旬に行った人間ドックで発見されたとのことだが、実はこの数か月の間、彼の体には、“危ない前兆”ともいえる異変が起きていた。
宮迫は、今年3月から雑誌『Tarzan』の企画で肉体改造に挑戦。食事制限とジムでのトレーニングにより、3か月で約10kgの減量に成功したうえ、腹筋の割れた細マッチョ・ボディーへと“変身”を果たして話題を呼んだ。
今ネット上では、その肉体改造ががんの原因では? とか、痩せたのはがんの影響では?という声が数多くあがっている。
<ダイエットじゃなくガンで痩せたの?>
<極端なダイエットも胃ガンの原因になるよ>
実際、ダイエット成功後、宮迫はツイッターで体調不良をつぶやくようになる。
<お腹が減っているのか、イマイチわからないまま、外食に出る。昼前にサラダとカレーを食したのが六時間たっても、まだ消化しきれていないとなると、いよいよ私の消化器官はポンコツと言う事になる>(8月4日)
<朝からトマトジュースしか飲んでないのに、腹が減らない>(8月30日)
消化器系のがんに詳しい東海大学医学部附属病院の西崎泰弘副院長が、これらの宮迫の“自覚症状”についてこう説明する。
「ダイエットしたからといって、胃がんが発生しやすくなるということはありませんが、食欲不振や胃の不快感は胃がんの初期症状の可能性があるんです」
その症状は、時間が経つにつれてひどくなっていったようだ。10月下旬には、行きつけのお好み焼き店に家族で訪れているのだが、このときも宮迫だけはあまり食べていなかったという。そして、人間ドックで胃がんが発覚。大阪で暮らす宮迫の義父はこう話す。
「本当に初期で発見されたのが幸いでした。医者からは、“発見があと半年遅かったら、もうどうなってたかわからん”って言われたらしいから…」
※女性セブン2012年12月20日号