英王室は12月3日、ウイリアム王子(30才)の妻・キャサリン妃(30才)が第1子を妊娠したと発表した。現在、妊娠12週で、キャサリン妃はつわりの症状が重く、ロンドン中心部の病院に入院している。喜ばしいこのニュースの裏で、キャサリン妃は大きな重圧を抱えていた。
「英王室としては、キャサリン妃に対し、7月のロンドン五輪前までの妊娠を強く求めていたんです。国を挙げての大イベントと同時にこの明るいニュースを発表することで、国内を覆う不況の空気を吹き飛ばしたかったわけです。もちろん、英国民の期待も大きかったため、キャサリン妃にとって大きなプレッシャーとなっていきました…」(英王室に詳しいジャーナリスト)
さらに追い打ちをかけるように、大きな不幸がキャサリン妃を襲った。
「なかなか妊娠の発表がないことで、キャサリン妃の“不妊症説”が流れたんです。これにメディアが食いつき、結果、彼女のプライベートを追いかけ回すパパラッチが増えました。そして、あの“悪夢”が起こったんです」(前出・ジャーナリスト)
9月14日発売のフランス雑誌『Closer』が、キャサリン妃のトップレス写真を掲載。休暇中にフランスのプロバンス地方を訪れていた夫妻を狙ったものだった。
「これには夫妻も大変なショックを受け、特に夫のウイリアム王子は公務中でも“木陰にパパラッチが隠れているのでは”と警護に注意を促すなど、どこに行くにも疑心暗鬼になってしまったほど。多くの国民がふたりの今後を心配していました」(前出・ジャーナリスト)
そんな中で発表された懐妊のニュースだけに、英国内は一転、祝福ムードでいっぱいとなっている。
※女性セブン2012年12月20日号