男性週刊誌では毎号のように「熟女」の言葉が躍り、アダルトビデオの世界では「500億円を超える市場規模のうち、今や約3割超が熟女モノ」(AVライター・沢木毅彦さん)といわれるほど、ブームとなっている「熟女」。1983年に『熟女B』を歌って以来、「元祖・熟女」と評されてきた歌手・女優の五月みどりさん(73才)も、昨今の美熟女たちの活躍には驚いているという。
「昔は熟女という言葉にいいイメージがなかったですから、他に熟女と呼ばれたかたはいなかった。私だけですよ、熟女と呼ばれて喜んでいたのは(笑い)。当時は、40才を過ぎたらもうオバサンで、女性とは見られない雰囲気がありましたが、今は変わりましたね。皆さん、キレイですし、まだ若いでしょ。
私もいつまでもキレイでいたいと思っています。今日も9cmのヒールを履いてますけど、ベタ靴を履いていても転ぶときは転ぶ。やっぱりオシャレをやめたら、おばあさんになりますからね」
今も変わらずキレイな五月さんの傍らでは、事実婚をしている事務所社長(53才)がにこやかに笑っている。
「3回離婚して、前の夫も20才年下でしたから、周囲にはもういい加減にしろと言われたこともありましたが、やっぱり年齢ではなく、その人と合うかどうか。もう28年一緒にいますけど、今も仲がいいですよ」(五月さん)
そして、五月さんはこうも言った。「今でもヌードになれます」。
※女性セブン2012年12月20日号