そろそろ始まる2013年。新しい手帳を買って「今年こそ上手に使おう!」と決意している人も多いだろうが、なかなか上手く使いこなせないのも事実。特に手帳を活用できない主婦も多いという。
3人の子供を育てながら、料理教室と手帳講座を主催。『あな吉さんの主婦のための幸せを呼ぶ!手帳術』(主婦と生活社)など、4年半で16冊の本を出版した“あな吉さん”こと浅倉ユキさんはこう話す。
「主婦業ほど時間をやりくりしながら、多くをこなさなくてはいけない職業はないんです。子供や旦那のご機嫌ひとつでスケジュール変更は当たり前、家事は減点主義だから完璧にやってもほめてもらえず、達成感も得られにくい。そんな“非合理的”な主婦業を“合理化”するツールが手帳なんです」
あな吉さんの手帳術は、やるべきことを“見える化”させることを大事にしている。
「どんな小さなことでもいいから、やるべきことを付箋に書き出してみましょう。書くことがないという人がいますが、いざ書いてみるとどんどん出てくるはずです。書き終えたら、どんな1日を過ごしたらやるべきことが終わるのか、料理の“レシピ”のように手順を決めていきます。主婦のための手帳術は生活を“レシピ化”することだと考えています」
※女性セブン2012年12月20日号