9月に13kg激太りでファンを仰天させたレディー・ガガ(26才)。薬の副作用説や妊娠説まで飛び出したが、15才から摂食障害を繰り返してきたことを明かし、今回の激太りについては「父親が経営するイタリアンレストランで食べすぎたから」とコメント。加えて、「私は気にしてない、サイズを気にする社会は醜い」と宣言していた。
しかし、それから2か月も経たぬ11月末に公開された新曲のプロモーション映像では、すっかり元通りのナイスバディーを披露して、再びファンを驚かせた。
ライブ中の嘔吐や自己流の“飲酒ダイエット”などの噂もあったが、専属トレーナーのハーレイ・パスターナック氏によると、筋トレに加え、「ガガはスムージーやドリンク、スープやピューレを自分で作って食べている」ことでやせたらしい。
レシピについての詳細は明かされていないが、セレブウオッチャーの田嶋真理さんはこう推測する。
「ガガは以前から楽屋に、ミキサーと冷凍のベリー、ホエイ(乳清)プロテインか無脂肪のギリシャヨーグルトを届けさせていました。そこから推測すると、ベリー系のスムージーなどを作って飲んでいたのではないかと思います」
冷凍した野菜やフルーツをミキサーにかけるスムージーや、ジュース、野菜たっぷりのスープなどの“リキッド(液体)ダイエット”は、短期間にシェイプしたいセレブがよく行う方法だという。
なぜこうした“リキッドダイエット”がいいのか。著書に『酵素たっぷりで「やせ体質」になる! 「朝ジュース」ダイエット』(講談社刊)がある、カクテル&ジュースコーディネーターの藤井香江さんは、“朝ジュース”を半年間続け、20kgの減量に成功した。
「私たちの体には酵素があり、“食べ物の消化”や“生命活動=代謝”に使われています。しかし加齢によって酵素の量が減ると、残った酵素は前者の消化を優先するので、代謝がどうしても滞ってしまうのです。
生のフルーツや野菜から酵素を摂り入れることで、代謝を改善するのが“朝ジュース”ダイエット。ミネラルやビタミンなどの栄養素もたくさん摂れますし、食物繊維たっぷりなのでお通じも改善、アンチエイジング効果も期待できます」(藤井さん)
起床後、胃が空っぽの状態で常温の水を1杯と、野菜や果物の生ジュースを朝食代わりに飲むだけ。食べすぎはNGだが、それ以外に食事の制限はほとんどないという。
「昨年出産したのですが、産後もスルスルっと十数㎏やせました。授乳もあったので無理せず、夜は消化のいいスープも取り入れたりしました。体力も落とさずダイエットできたのは、ジュースやスープのおかげかなと思っています」(前出・藤井さん)
ちなみに、超簡単な朝ジュース「ベリーベリー」のレシピはこんな感じ。【1】いちご6~7個(100g)はへたを取りひと口大にする。【2】冷凍ラズベリー30gとはちみつ小さじ1~2、レモンの絞り汁少量、水100ミリリットルをミキサーに入れ、とろりとした液状になるまで撹拌する。
ガガも実践した「スープ&スムージー」は、無理なくやせるのにうってつけの方法だ。
※女性セブン2012年12月27日・2013年1月1日号