「未練タラタラです。バリバリになったらカムバックしたいですね」
12月4日の引退会見でそう語ったのは“ゴン中山”のニックネームで親しまれたJリーグ・コンサドーレ札幌の中山雅史(45才)。11月24日に45才2か月というJリーグ最年長出場記録を更新したが、これが現役最後の試合となった。
しかし、この試合に中山の妻・生田智子(45才)の姿はなく、関係者の間では「やっぱり中山さんの引退は、奥さんが原因だったのでは…」という声が聞こえてきている。
2009年に、16年間所属したジュビロ磐田から戦力外通告を受けた中山。翌年、当時J2だったコンサドーレと契約するものの、年俸は750万円(推定)とジュビロ時代と比べて激減した。
「それでも同世代でまだ現役で頑張っている三浦知良さんに負けたくないと、彼も現役にこだわっていたんです。智子さんは、“これからお金がかかる時期なのに、なぜこんな年俸で現役にこだわるの?”って不満を漏らしていました。引退して、“元日本代表”という肩書を生かした別の仕事をしてほしいと願っていたようです」(生田の友人)
2012年、チームはJ1に昇格したが、中山の契約年俸は600万円(推定)まで暴落。中山は怪我があって試合に出ることも叶わず、チームも低迷。そしてチームは再びJ2に転落してしまう。
「実はこのとき、中山さんには戦力外通告が出されていたんです。それでも彼はまだ新天地での現役続行を希望していて…。彼のこの判断に、智子さんはついに我慢の限界が来たようです」(Jリーグ関係者)
ちょうどこの時期、都内の生田の自宅近くのカフェで、中山夫妻の姿が目撃されていた。
「普段は陽気な中山さんですが、その日はいつになく真剣な表情で…。奥さんの“もういいかげん決断してもいいでしょう?”って声が聞こえてきたんです。中山さんはそんな奥さんの言葉をじっと聞いていました」(居合わせた客)
どうやらそれは、妻から夫への引退勧告だったようだ…。しかし、元日本代表といえども、たやすく引退後の仕事は保証されているわけではない。そこで今、生田はこんな計画を考えているという。
「智子さんは中山さんとセットでトーク番組などに出演し、テレビの露出を徐々に増やしていって、最終的に女優復帰するという青写真を描いているようです。智子さんは“これからは私が稼ぐ”と覚悟したようですよ」(前出・Jリーグ関係者)
※女性セブン2012年12月27日・2013年1月1日号