鏡を見るたびにしわやたるみが目立ち、輪郭はぼやけ、まぶたは重く、口元は口角が下がって…。顔や肌の悩みをあげるとキリがない。
「体をトレーニングするように、顔も筋トレすれば引き締まります」と言うのはフェイシャルヨガインストラクターの間々田佳子さん(40才)。
2年前、38才の彼女は、弾力のない肌にほうれい線くっきり、眉間にしわ、頬がたるんだブルドッグ顔に悩んでいた。顔の筋肉を鍛えようと顔ヨガのレッスンを受けるが思うように動かず、笑顔に頬が引きつり、左の口角が上がらない。
しかし、「指で押し上げて表情を作ればいい」と言われて目からウロコ。“理想の笑顔”を作っていたら、翌日から引きつることがなくなり、口角がキュッと上がるようになったという。40才を過ぎた今でも、当時とは比べものにならないほどの小顔&若顔だ。
顔ヨガとは、顔の筋肉を鍛え、柔らかくてハリと弾力のある筋肉を作るトレーニング。とはいえ、堅苦しく考える必要はない。
「変顔を楽しむつもりで、顔の筋肉を動かせばいいんです。最初は鏡を見て、正しいポーズができているかどうかのチェックが必要ですが、場所や時間、回数に決まりはありません。トイレタイムや筋肉がほぐれるお風呂の中など、生活の中に取り入れるといいですよ」(間々田さん・以下同)
間々田さんは気がつくと口角を上げ、トイレに入るたびに二重あご対策をしているとか。
「パーツごとの筋肉を動かすように意識し、うまく動かない場合は、指で持ち上げて形状記憶させるようにします。どのポーズも、顔の血行がよくなり、ポカポカしてくるはず。1週間もすれば表情に変化が感じられ、2週間後には周囲にもわかるほど口角は上がり、目は大きく、唇ぷるん、輪郭がくっきりしてきます」
※女性セブン2012年12月27日・2013年1月1日号