イチロー(39才)がニューヨーク・ヤンキースと2年1300万ドル(約10億8000万円)で合意したが、この決定を誰よりも喜んでいる人がいる。
イチローのものまねで人気の俳優・パフォーマーのニッチロー(34才)だ。さっそくピンストライプのユニフォーム姿になり「伝統あるヤンキースのユニフォームをこれからも着ることができて、うれしいです」と喜びを語った。
ニッチローは2009年からイチローのものまねパフォーマンスを開始。『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の「博士と助手~細かすぎて伝わらないモノマネ選手権~」で準優勝になるなど、本人の動きを完全再現した抜群のそっくり度で人気を集めている。
今オフ、イチローがFAとなり残留か移籍かが注目を集めるなか、ヤンキースと再契約することをひそかに願っていたというニッチロー。というのも、今年、イチローのヤンキース移籍後の活躍でニッチロー自身も仕事が増えたそうで、しかも、別のチームへの移籍となれば新たな出費の心配もあったからだ。
「移籍するとまたユニフォームをそろえないといけませんからね。7月のヤンキースへの移籍でヘルメット、スパイク、そしてユニフォームはホーム、ビジターをそろえて12万~13万円もかかったんです。ヤンキースは2種類だけですがマリナーズみたいに4色あるチームもありますからね。そういう意味でも残ってくれてうれしいです(笑い)」(ニッチロー)
イチローが2年契約となったことについてもこんな言葉で祝福した。
「これであと2年はぼくもこの仕事で食っていけそうです。イチローさんの活躍を期待しています。日米4000本安打をぜひ達成してほしいです!」