現在、服役中のホリエモンこと堀江貴文氏は塀の中からオピニオンを発信し続けています。今回、堀江氏はあるビジネスモデルについて言及。「これは盲点だった!」と感嘆の声をあげております。稀代の敏腕経営者も驚く新しい儲け方とは? 『メルマガNEWSポストセブンVol.45』より堀江氏のコメントを抜粋しました。
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こんにちは。『堀江貴文のブログでは言えない話』担当の編集Sです。 最近、ムショ内で『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』が話題なのだとか。なんでも、御大が「エヴァの新しいの観たいなァ」とつぶやいたところ、「観たいよねェ」と賛同する人が多数いて驚いたみたいです。「意外とムショ内のオタク率って高いんだよね。特にエヴァはみんなの話題になってる」。
ヱヴァQの関連本とか差し入れしたら、奪い合いになってしまうのでしょうか。さて、ここからは久しぶりにビジネスに関するお話を御大にしてもらいましょう。さて、今週もそんな男だらけの長野刑務所から御大がニュースを斬っています。
【アプリから専用ハード化ビジネス】
「こういうビジネスモデルって意外にアリなんだね」と御大が唸ったのが、オムロンヘルスケアが販売している『眠り時間計』。
どんな商品かというと、この時間計を目覚まし時計のように起きる時刻をセットして枕元に置く。本体に内蔵された加速度センサーが、あなたの寝返りなどによるベッドや布団の動きを検知し、寝付くまでの時間と、起きるまでの実際に眠っていた時間を計る。日々の眠りのサイクルがわかるのはもちろん、眠りが浅くなった頃を見計らってアラームを鳴らしてくれる「スッキリアラーム」なんていう便利機能もついていて、かなり売れてるらしいです。
この話を知った御大は「これって、アプリであるじゃん!」と顔をしかめておりました。「まったくと言っていいほど、同じ機能をもったスマホアプリが世の中にはいくつもリリースされているのに。それと何が違うのか? まったく同じでしょ!」
ちょっと驚き気味の御大ですが、この商品を否定しているのではありません。むしろ逆。嬉しそうなんです。
「これって、スマホを持ってりゃ1/10の価格で済むモノをわざわざ専用ハードに搭載して売っても『売れる』ってことじゃん。この手の機能がついたオリジナルのアプリって、3~4年も前のものでしょ。そんな昔のものが今さら売れるって、すごいな。そう考えると、情弱向けにスマホ用アプリでヒットしている物を専用ハード化して売るモデルって意外といけるかも! って思う」
スマホで流行っているアプリを今すぐ調べたくなりますね。他にもビジネスモデルが転がっているかも。