「ご支援をいただいた皆さんのお陰です。新生自民党として、日本を立て直したい」
12月16日に行われた衆院選で5度目の当選を果たし、こう語ったのは自民党・後藤田正純議員(43才、徳島3区)。今回の総選挙では自民党に追い風が吹いているといわれたが、彼にとっては苦しい選挙戦となった。
なぜなら、2011年6月、『FRIDAY』に銀座ホステスとの“ハレンチすぎる不倫”を報じられて以来、女性有権者から反感を買うようになったからだ。そんな不貞夫のために立ち上がったのが、妻・水野真紀(42才)だ。
「報道が出た直後は、わざわざ徳島にやってきて“本当に申し訳ございません。私が至らなかったので、夫に不始末をさせてしまいました”と支援者たちに頭を下げて回っていました。夫の不倫に誰よりも傷ついているのは、本当は水野さんのはずなのに…」(地元の後援会関係者)
選挙が始まると、水野も忙しいスケジュールの合間を縫って徳島入り、夫とともに戦った。
「駅前での朝立ちでは、水野さんも一緒に大声を出して、有権者に訴えていました。寒いのに女優さんらしからぬ、地味な薄着で…。風邪をひくんじゃないかとこちらが心配したんですけど、水野さんは“体は丈夫なんです!”と笑顔を浮かべてました」(前出・後援会関係者)
見事当選を果たした後藤田氏は、選挙の翌日に水野とともに選挙事務所に挨拶へ。
「水野さんも“お世話になりました。今後は後藤田が恩返しする番です”と挨拶してくれて盛り上がりましたね。最後にスタッフのひとりが、“正純さん! もう女性問題は卒業ですよ! これからは国や県のために頑張って”と声をかけると、後藤田さんや水野さんも含め、居合わせた人全員が大笑いでした。それくらい夫婦にとって女性問題は過去のこととなっているんですよ」(別の後援会関係者)
※女性セブン2013年1月10・17日号