「目先の成功だけではなく、人生の後半に花開き、大きな実をつける運気が晩成運です。私が、風水を学んでよかったことの1つは、自分が遅咲き運と知り、周りが成功しても焦らず、マイペースで進めたことですね」と話すのはカリスマ風水師・直居由美里さん(ユミリーさん)。
「若くして成功するのはほんのひと握り。世の中のほとんどの人は、遅咲き運です。しかし、そのすべての人が、晩年に花を咲かせているわけではありません。それは、途中であきらめてしまうから。運気の波に乗り損ねてしまうんです」(ユミリーさん。以下「」同)
誰の運気にも、山と谷がある。運がいいからと楽をすれば、転落の憂き目に遭い、低迷期に欲を出してエネルギーを消 耗すれば、その後巡ってきたチャンスを逃すことになる。それゆえ、運気の谷ではエネルギーを蓄えるときと心得てゆっくり休み、山が巡ってきたら全力で頑張 る。それが晩成運をつかむ秘訣だ。
「風水を整えた住まいに暮らしている人は、“運気の貯金”があるため、たとえ谷の時期が来ても、大きくは落ち込まず、山の時期にはさらなる高みへ登ることができます」
晩成運をつかむ第一歩は、今の住まいをよい気で満たすこと。ユミリーさんのご自宅にも運気を高める風水ポイントがあちらこちらに。
「2013年は五黄土星のラッキーカラーである金色が全ての人の守護色となります」。
熊手飾りや、打ち出の小槌など、金色のお正月飾りは2013年にぴったりの開運アイテム。
「うちのキッチンは北にあります。北は冷えるので、南のラッキーカラー“赤”で温めています。暖色はやる気がおきる色なのでキッチンにぴったりです」。
なお、シンクとコンロまわりをピカピカにしておくことも大事。
「南東は人間関係を司る方角。南東のラッキーアイテムである観葉植物を置くと人気運が上がり、いい出会いにも恵まれます」
※女性セブン2013年1月10・17日号