関連書籍が累計200万部を突破した“ロングブレス”。でも中には、「結果が出ない」「できているかわからない」という人も…。そんな声に応えて、美木良介さん(55才)がコツを教えてくれた。
「“深呼吸”しちゃっている人が多いね。ロングブレスの基本となる呼吸を覚え直すと同時に、1歩めからビンビン効果を感じるウオーキングをお伝えします。きちんとやれば、1か月でマイナス10才は余裕ですよ!」(美木さん。以下「」は同)
しかし人気のロングブレス。あまり効果が感じられないという声も多い。思いついたとき、ロングブレスを実践しているのに体形に変化なし…。いったいなぜなのか?
「まず、筋肉痛になりましたか? ならないとおかしい。今まで眠っていた筋肉を動かすわけですから。最初の1分で汗が出ないなら呼吸が弱い証拠。左の“準備のブレス”で呼吸法を正しくマスターして。姿勢をキープすることが重要です」
ではいつやるのが効果的なのか? 女性の多くは家事もあるから、できるだけ効率よく短期間でやせたいという声が多い。
「睡眠中は代謝が高まっているので、朝起きてすぐはまだ体が“代謝をしたがって”います。もちろん、他の時間に何回行ってもOK。就寝前に行えば、ぐっすり寝られて、不眠も解消できますよ」
ではこのロングブレス、年齢は関係ないのだろうか?
「ロングブレスは、そもそも呼吸による健康法。基本のブレスは関節に負担をかけませんし、代謝を上げるのでお年を召したかたや体力のないかたは“準備のブレス”から。まずは無理せず続けて習慣化してください」
※女性セブン2013年1月10・17日号