ライフ

ヤマト運輸の集配主婦パート 1日2時間週5で月収3万6000円

 少子化による労働力の低下が懸念されるなか、主婦への期待は確実に高まっている。そこで、主婦のパートを積極的に採用しているヤマト運輸・人事総務部の渡邊一樹さんに、面接のポイントを聞いた。

「宅急便はサービス業なので、人と会話することを楽しめて、接客がきちんとできる人に来てほしい。面接時にはきちんと元気にあいさつできるかを初めにチェックしますね」

 通販で注文した洋服など、ヤマト運輸の荷物は小さく軽いものがあるので、女性でも集配できる。ここ数年、“女性が来てくれて安心”という声が増えており、主婦を中心とした集配担当者の採用に力を入れているという。

 仕事内容は自宅近くの集配エリアで地域担当ドライバーと待ち合わせし、周辺地域を台車や自転車で配達。現地集合・解散で通勤時間も徒歩や自転車で数分という場合が多い。毎日短時間働いて、子供の習い事代分の収入になり、ダイエットにもなると好評だ。

「子育て中の主婦のかたは、お子様が幼稚園や学校に行ってから帰ってくるまでの時間を使って働きたいという場合が多い。一方、お客様の集配希望時間帯は午前10時までというのが圧倒的。午前8時くらいから10時までの2~3時間だけ働いていただくことは、お互いに都合よく、仕事から自宅に戻り、お子様が帰ってくるまでに、家事をする時間もあります」(同社・業務改革部:赤塚慎一さん)

 集配担当のパート社員として働くAさん(首都圏在住、32才)の場合、週5日午前8時から10時の勤務で月収3万6000円(時給900円)となっている。

※女性セブン2013年1月24日号

関連記事

トピックス

第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
《真美子さんの献身》大谷翔平が「産休2日」で電撃復帰&“パパ初ホームラン”を決めた理由 「MLBの顔」として示した“自覚”
NEWSポストセブン
不倫報道のあった永野芽郁
《ラジオ生出演で今後は?》永野芽郁が不倫報道を「誤解」と説明も「ピュア」「透明感」とは真逆のスキャンダルに、臨床心理士が指摘する「ベッキーのケース」
NEWSポストセブン
日米通算200勝を前に渋みが続く田中
15歳の田中将大を“投手に抜擢”した恩師が語る「指先の感覚が良かった」の原点 大願の200勝に向けて「スタイルチェンジが必要」のエールを贈る
週刊ポスト
渡邊渚さんの最新インタビュー
元フジテレビアナ・渡邊渚さん最新インタビュー 激動の日々を乗り越えて「少し落ち着いてきました」、連載エッセイも再開予定で「女性ファンが増えたことが嬉しい」
週刊ポスト
裏アカ騒動、その代償は大きかった
《まじで早く辞めてくんねえかな》モー娘。北川莉央“裏アカ流出騒動” 同じ騒ぎ起こした先輩アイドルと同じ「ソロの道」歩むか
NEWSポストセブン
主張が食い違う折田楓社長と斎藤元彦知事(時事通信フォト)
【斎藤元彦知事の「公選法違反」疑惑】「merchu」折田楓社長がガサ入れ後もひっそり続けていた“仕事” 広島市の担当者「『仕事できるのかな』と気になっていましたが」
NEWSポストセブン
「地面師たち」からの獄中手記をスクープ入手
【「地面師たち」からの獄中手記をスクープ入手】積水ハウス55億円詐欺事件・受刑者との往復書簡 “主犯格”は「騙された」と主張、食い違う当事者たちの言い分
週刊ポスト
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)と浜田雅功(61)
ダウンタウン・浜田雅功「復活の舞台」で松本人志が「サプライズ登場」する可能性 「30年前の紅白歌合戦が思い出される」との声も
週刊ポスト
4月24日発売の『週刊文春』で、“二股交際疑惑”を報じられた女優・永野芽郁
【ギリギリセーフの可能性も】不倫報道・永野芽郁と田中圭のCMクライアント企業は横並びで「様子見」…NTTコミュニケーションズほか寄せられた「見解」
NEWSポストセブン
ミニから美脚が飛び出す深田恭子
《半同棲ライフの実態》深田恭子の新恋人“茶髪にピアスのテレビマン”が匂わせから一転、SNSを削除した理由「彼なりに覚悟を示した」
NEWSポストセブン
保育士の行仕由佳さん(35)とプロボクサーだった佐藤蓮真容疑者(21)の関係とはいったい──(本人SNSより)
《宮城・保育士死体遺棄》「亡くなった女性とは“親しい仲”だと聞いていました」行仕由佳さんとプロボクサー・佐藤蓮真容疑者(21)の“意外な関係性”
NEWSポストセブン
過去のセクハラが報じられた石橋貴明
とんねるず・石橋貴明 恒例の人気特番が消滅危機のなか「がん闘病」を支える女性
週刊ポスト