離婚率が上昇しているが、年を重ねてもいつまでも仲睦まじくいられる夫婦もいる。おしどり夫婦として知られる愛川欽也・うつみ宮土理夫妻は、どのように愛を育んできたのだろうか。6年前、うつみの韓国留学中、愛川さんの女性スキャンダルが報じられたときは、目くじらを立てるどころか、「キンキン、かっこいい!」とフォローした。果たして本心は?
うつみ:もちろん、あれが本心。70才過ぎた人が若い女の子と噂がたつなんて、カッコイイじゃない。それに、子供がちょっと石けり遊びをしてつまずいて帰ってくるみたいなことでしょ。私だって、憧れのチャン・ドンゴン似のイケメンはいないかなって江南(韓国)を歩きながらキョロキョロしちゃうし、覚えたてのハングルで声もかけちゃう。
愛川:お互い、焼きもちは焼かないね。っていうか、今でも大好き。こんなに自由にそれぞれが働いて、自分のやりたいことをやれる夫婦ってなかなかいないでしょう。
うつみ:海外旅行中だってキンキンは古代遺跡めぐりで私はブランドめぐりだもんね(笑い)。
愛川:そう。ただ、たったひとつだけ夫婦で約束していることがあって、それは何があっても別れないってこと。だから、心配は何もない。
うつみ:別れたくない。彼は言ってることがブレないんですよ。嘘は言わない。私は出会ったときから彼を信じきっていますから。相手を信じきるっていうのが愛だと思うし、そこまで信じさせてくれるキンキンに出会えて心から幸せなの。
愛川:長生きしてほしいね。それでもっともっと自分のやりたいことをやって輝いてほしい。夫婦が忙しくなってすれ違いが起こるなんていうけど、それは片方が待っちゃうから。仕事でも趣味でもなんでもいいからお互いに生き生きと好きなことを楽しめる関係って大事だと思うね。
※女性セブン2013年1月24日号