今や全国に4700万人もの予備軍がいるといわれるロコモティブシンドローム、通称“ロコモ”。足腰の衰えや障害によって要介護になる危険性が高い状態のことだ。その予防には食生活もポイントとなると語るのは、東京ミッドタウンメディカルセンター平石貴久特別外来の平石貴久さん。
「ロコモ予防はもちろん、健康長寿のための食生活は、肉、魚、炭水化物、野菜などバランスのよい食事をしっかり摂ること。年をとると、食が細くなり低栄養になりがちですが、きちんと栄養を摂らないと筋肉も作られません」
なかでも、活動エネルギーとなる炭水化物と、筋肉などの体を作るたんぱく質をしっかり摂ること。
※女性セブン2013年1月24日号