年末年始、人気タレントに負けず劣らずテレビに出まくっていた人物がいる。“番長”こと清原和博氏(西武→巨人→オリックス)だ。
主な出演番組を紹介すると、『ジャイアントキリング2~世紀の番狂わせ~』(30日、フジテレビ系)、『大晦日スポーツ祭り! KYOKUGEN2012 史上最大の限界バトル』(31日、TBS系)、『元日スポーツ祭り!炎の体育会TV2013! 超豪華アスリート参戦3時間スペシャル』(1月1日、TBS系)、『芸能人格付けチェック これぞ真の一流品だ! 2013お正月スペシャル』(1日、テレビ朝日系)『逃走中~アルティメット~』(6日、13日フジテレビ系)などである。
プロ野球関連番組だけでなく、バラエティ番組にも多数出演し、テレビへの高い順応性を見せたが、なぜこれほどテレビに出まくっているのだろうか。テレビ局関係者がその背景を語る。
「清原さんは、現役時代から派手に遊び、派手に金を遣うことで有名です。現役時代は野球をプレーしていれば億単位の金が入ってきましたが、引退すると収入はゼロからのスタートとなります。
昔と違って、地上波のプロ野球中継はほとんどない状況ですから、テレビ局と専属契約して高額なギャラをもらうということはできなくなった。スポーツ紙解説などの専属契約のギャラも減っています。となると、必然的に遊ぶ金がなくなってくるので、ギャラの良いテレビのバラエティ番組に出まくって、稼ぐしかなくなるわけです」
清原氏は、2002~2004年まで毎年4億5千万円の年俸で契約するなど、現役時代の年俸を合計すると、50億円を軽く超える(推計)。それでもお金が無くなるというのだろうか。
「今も変わらず、遊び方が派手だからではないでしょうか。普通にしていれば、一生金に困ることなく暮らせますが、清原さんはそうもいかないのでしょう。
年末年始は特番が多いし、清原さんの持つスペシャル感も維持できる。コメントは面白いし、使う方としても番組を盛り上げてくれるので、ありがたい側面もありますね」(前出・テレビ局関係者)
引退して収入がスケールダウンしても、遊びはスケールダウンさせないようだ。さすがは“番長・清原”といったところか。