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スマホ普及で低迷の自宅向けネット回線 史上稀な値下げ競争

 スマホや携帯電話などの通信費が、家計の負担になっている人は多いが、「携帯電話代はこれ以上節約できない…」という人は、自宅の固定電話やインターネットの料金を見直そう。

 スマホブームで「ネットはスマホで済ませる」という人が増え、自宅向けのネット回線が伸び悩んでいる。その影響で、実は今、ネット回線は史上稀に見る“値下げ競争”に突入しているという。

「NTT東日本と西日本の『フレッツ光』が1か月前の2012年12月から、大幅値下げを始めました。例えば、NTT東日本の場合、これまで戸建てで新規契約すると月5460円でしたが、現在は月3675円(2年契約)。3割以上も安くなりました」(ITジャーナリスト・三上洋さん)

 ネット回線の値下げはこれだけにとどまらない。総合比較サイト『価格.com』で見ると、「フレッツ光」で「1年目の負担は実質月1円」なんて表示もある。

「新規顧客を獲得しようと、“2年契約の場合、3万円分のポイントをキャッシュバック”などのボーナス特典をたくさんつけているんです。2年継続して使うなどの制限はありますが、乗り換えるとかなりお得ですね」(前出・三上さん)

 特に通信速度にこだわらないのであれば、ADSLも安い。

「通信速度は光回線より遅くなりますが、ADSLなら月1000円台でも契約できます。メールや日常のサイト閲覧ならADSLで充分。私はITジャーナリストという仕事柄、ネットを頻繁に使っていますが、それでも自宅はADSLですよ」(前出・三上さん)

※女性セブン2013年1月31日号

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