いまや携帯電話の新機種といえばスマートフォンばかり。今後の機種変ではスマホにしようという人も多いだろうが、気になるのが通信費だ。どうしても、従来のガラケーよりパケット代がかかってしまいやすいのだ。
そこでパケット代を節約するために活用できるのが、「Wi-Fiルーター」だ。スマホ評論家の新田ヒカルさんが解説する。
「Wi-Fiルーターは、スマホより少し小さい、ポケットサイズの機械で、NTTドコモ、au、ソフトバンク、UQコミュニケーションズといった通信会社が販売しています。利用料金は月4000円程度で、これを利用してパソコンやスマホをネットにつなぐことができます」
スマホも直接ネットにつなぐことができるが、その際はパケット代がかかる。Wi-Fiルーターを中継してつなげば、パケット代を節約することができるのだ。
スマホのネット接続をすべてWi-Fiルーターで行った場合、利用料金はいくら下げられるのか。例えば、ソフトバンクのスマホの場合、パケット代は定額プランに加入して月5460円。一方、Wi-Fiルーターを利用すれば、スマホのパケット代は定額プランに入らずに済み、最下限の月2100円に抑えられる。このほか、Wi-Fiルーターの利用料として月4000円程度がかかってくるので、合計月6000円程度となるが…。
「Wi-Fiルーターは、スマホだけでなくパソコンをネットにつなぐことができます。ということは、自宅のネット回線を解約しても困りません」(前出・新田さん)
スマホもパソコンも、Wi-Fiルーターからのネット接続に一本化すれば、自宅のネット回線代を解約して0円で済ませられるというわけだ。
※女性セブン2013年1月31日号