いまどきの大学は、次代のキャンパスを先取りするような斬新なデザインの建築物も増えている。例えば、東京都武蔵野市にある成蹊大学の情報図書館は、カプセル型閲覧室「プラネット」(写真参照)が話題だ。
5階建ての中央吹き抜けの空間に5つの「プラネット」が浮かんでおり、話し声が漏れないため、グループでの閲覧やゼミの授業に使われている。
各階開架書架フロアにある窓に面した個室閲覧室は照明や空調が各自で操作でき、図書館利用者数は同規模大学で全国トップクラスだという。
撮影■太田真三
※週刊ポスト2013年2月8日号