ハワイ・アラモアナショッピングセンターから徒歩5分ほどの所にある、オーシャンビューが楽しめる超高層高級コンドミニアム。1月下旬、このコンドミニアムに、黒のTシャツにデニムのハーフパンツ、ビーチサンダルというリラックスした装いで帰ってくる中年男性がいた。
キャップからは長い襟足が覗き、無精ヒゲも生やしている。両手には買い物袋を下げ、生活感丸出しだ。2011年8月に暴力団との関係が取り沙汰され、自ら芸能界を引退した島田紳助(56才)は、今ハワイにいた。
「昨年5月に奥さんと共同名義で、このコンドミニアムの上層階の一室を購入したんです。しばらくは、そこを拠点にハワイで生活していくみたいですよ。“こっちの生活が楽しいから全然、芸能界になんか戻りたくない”と言ってましたね」(紳助のハワイの知人)
紳助が購入したコンドミニアムは、広さ100平方メートル超。2つの寝室に2つのバスルーム、共同施設にはプールやテニスコートまである超高級物件だ。
「実はこのコンドミニアムは、半年ほど前に水道管の不備で住民の一部から訴訟を起こされたんです。そのため、しばらく買い手がつかなかったんですけど、紳助さんはその物件に目を付け、1000万~2000万円ほどまけさせて、約5000万円で購入しました」(地元の不動産業者)
そんないわく付きの物件を購入したのも、紳助ならではの読みがあったからだという。
「実はこの辺りは新しいコンドミニアムが次々と建ちはじめている人気上昇中の地域なんです。紳助さんが買った物件も、水道管さえ修繕すれば何の問題もなく、数年後には、その価格は1億円以上になるといわれている超優良物件なんですよ」(前出・不動産業者)
コンドミニアムから出てきた紳助に、今回の不動産購入について話を聞いた。
──ハワイには住んでいるのか?
「はいはい」
──不動産購入は投資のため?
「住むためです。ぼくも地元の知り合いに教えてもらって買ったんですよ」
──今後、他の物件も?
「いや働けないビザだから。働いちゃいけない、一生」
紳助は、あくまで住居用として買っただけと主張した。
※女性セブン2013年2月14日号