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杉村太蔵「仕事がなくなったら大学で戦国時代を学ぼうかな」

 バラエティー番組を中心にテレビの世界で活躍中の元衆議院議員・杉村太蔵(33才)が、女性セブン読者のお悩みにアドバイスをする。今回なネガティブな性格だという主婦からのお悩みだ。

【質問】
 太蔵さんはバラエティー番組でいじられたり、バカにされても明るくて前向きですよね。私は心配性でネガティブ。ママ友との集まりでも“この服派手じゃないかしら?”“娘がいじめられないか”など悩みの種は尽きず、前向きになれません。どうしたら太蔵さんみたいにポジティブになれますか?(38才・専業主婦)

【杉村太蔵のアドバイス】
 私だってまったく心配ごとがないわけじゃないんですよ。今はこうやってテレビや雑誌に出たり、講演に招かれることもありますが、いつお声がかからなくなってしまうかわかりませんからね。

 でもいつも“そういう日が来るかもしれない”と念頭に置いて生活しているんですよ。だからいざ仕事がなくなっても食べていけるだけの貯蓄はしておくなど、将来起こりうるかもしれない危機に対しての備えはしておく。そうしておけばまず安心ですし、余裕も生まれるんです。そしてね、今の仕事がなくなったら新しいことをはじめようって考えてますよ。

 私は日本の歴史が好きですから、大学で戦国時代について学ぼうかな、とか。そう思うとワクワクしてきますし、今も楽しんで全力投球できるんです。

 あとね、いじられてめげるなんてバカバカしいですよ。よくゲスト出演した番組で“今年、消えるかもしれない杉村太蔵さんです”なんて紹介されますけど、うれしいぐらいですよ。だってそのことによって皆さんが笑ってくれますし、場が明るくなればそれでいいじゃないですか。

 いじられるうちが華ですよ。いじられるってことは“話しやすい”“声をかけやすい”という証拠。大いに結構なことだと思います。

 私が常に肝に銘じている言葉をお教えしましょう。“我は我なり、人は人なり”。他人の目なんて気にしたってしょうがない。

 ママ友との集まりで“この服派手じゃないか”と心配? 大丈夫です。ボディコンを着ていくなら驚かれるかもしれませんが、まあ、市販の洋服ならまず問題ないでしょう。

 だいたい人の目を気にする心配性の人が常識外れの派手な服を選ぶとは思えません。むしろ心配性じゃない人のほうが奇抜なファッションで周囲を驚かせる可能性が大ですよ。

 まあ、かくいう私も自分の評価が気になってネットの書き込みをチェックするんですが、まあ罵詈雑言のオンパレード。でもね、たまに評価してくれる声もあって、それが砂利の中で金を見つけるみたいで楽しいんですよ。

 人は批判するほうの声が耳に入りやすいですが、耳をすませると自分のことを支持してくれる声もある。そう思ったら心に余裕ができてポジティブになれるものですよ。

※女性セブン2013年2月14日号

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