昨年の紅白歌合戦で『ヨイトマケの唄』を熱唱し大きな話題となった美輪明宏(77才)。そんな美輪に知られざる“親子の物語”があったと報じたのは1月24日発売の『週刊文春』。
同誌によると、美輪は40年以上前に知り合った、当時17才で文学座の研究生だった男性・A氏を役者として育て、自身の付き人にし自宅に住まわせていたという。その後、美輪はA氏を養子とし、現在は『株式会社オフィスミワ』の社長にすえたという。美輪はその理由について、「ただ報いてあげたいと思うじゃないですか! 感謝です」と同誌の取材について答えている。
しかし、美輪とA氏の“親子物語”はこれだけではない。ふたりが“親子”同然の絆を得るまでには、ある女性の存在があった。つい最近、27才年下の俳優を“飼育”し、10年にわたって不倫関係にあると報じられた渡辺えり(58才)だ。
「Aさんは俳優時代、えりさんの劇団の立ち上げに参加していたんです。顔立ちがはっきりした色気のある男で、えりさんのタイプ。誰の目から見ても、Aさんはえりさんのご寵愛を受けていましたよ」(演劇関係者)
渡辺の代表作『ゲゲゲのげ』の初演時、A氏は渡辺の実弟がモデルという、彼女にとって最も思い入れのある役に抜擢された。実はその役は「渡辺のお気に入りが演じる役」として演劇関係者からはよく知られていたという。
「思い詰めたら一直線の彼女は、当時Aさんの劇団外の行動まで把握しようとしたんです。それで困ったAさんが相談したのが美輪さんだったそうです。その頃Aさんは、美輪さんのお弟子でしたからね」(当時を知る劇団関係者)
暴走気味の渡辺を、美輪はこんな風に諭したとか。
「男は拘束してはダメ。大らかな気持ちでいると逃げていかないものよ」と──。その後、A氏への渡辺の過干渉はなくなったという。
※女性セブン2013年2月14日号