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街の猫を撮影のため望遠レンズ使用して通報されかけた43才男

 猫が好きで好きでたまらないという人は少なくないが、好きすぎておかしな方向に進んじゃう人も…。埼玉県に住む歯科医受付・Mさん(42才)の夫(43才)もそんな1人。猫好きゆえに、警察沙汰になりかけたというバカ夫のエピソードをMさんが語る。

 * * *
 子供の頃から動物好きで「大学の獣医学科を受験した」というのが、夫の最大の自慢。結果? そういうことを気にしていたらあの亭主の女房なんか務まらないんだって。

 前から岩合光昭さんという動物写真家の大ファンで何冊か写真集を持っていたけど、NHKのBSでやってた『世界ネコ歩き』で完全にヒートアップ。

 まず録画するためにブルーレイを買いに行って、「やっぱり大画面で見たい」と48インチのテレビに買い換えて、毎晩寝る前にくり返し、くり返し。

 横目で見ていた私だって、次の展開が“目にタコ”状態なのに、お気に入りのシーンは巻き戻すからうっとうしいったらないの。

 それだけじゃない。それまで鉄道に向けていたカメラをやおら猫に向けだしたのよ。でも、すごい望遠レンズをつけたカメラ片手にご近所をうろつき、よそ様の家のベランダにカメラを向けてたら誰だってヘンだと思うって。

 とうとう「お宅の御主人、大丈夫? うちの息子が通報したほうがいいって言うんだけど」ってスーパーで会ったご近所さんに言われてさ。慌てて夫を引っ張ってお詫びにいったわよ。

「猫の写真? うちは猫を飼っていませんけど」

 ベランダに干していた下着を盗撮されたと思いこんでいる奥さんは、最後まで夫を不審そうな目で見ていたわよ。

※女性セブン2013年2月14日号

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