験(げん)かつぎに宝くじ券を「冷凍庫や冷蔵庫に保管する」という人がいるという。「高額当せん者白書」(全国自治宝くじ事務協議会発行)に当せんエピソードを綴っている大阪府在住の会社員Kさん(当時38才)もそのひとり。
ある本に「運が逃げないように冷凍庫の中に宝くじ券を入れて凍らせるといい」と書いてあったのを読んで実践し、2006年のグリーンジャンボで2等の1000万円を射止めたというのだ。
しかし、この保管方法は、当せんしたときに思わぬトラブルにつながることもある。
「当せんした宝くじ券を売り場で換金される際は、店員が本物かどうかを機械で判別します。しかし、冷蔵庫などに入れていて水に濡れている場合、判別できなくなることがあります。その後、みずほ銀行の鑑定にまわすことになるので、すぐに換金できなくなってしまうのです」(大阪府内の宝くじ売り場の店員)
冷蔵庫や冷凍庫で保管する場合は二重三重にビニール袋で包み、水がつかないように注意しよう。
※女性セブン2013年2月14日号