佳作・良作が目白押しといわれる2013年1月スタートのドラマには、美人女優によるW主演作がいくつもある。たとえば黒木瞳(52)と相武紗季(27)の『おトメさん』(テレビ朝日系・木曜夜9時~)に、飯島直子(44)と上戸彩(27)が共演する『いつか陽のあたる場所で』(NHK・火曜夜10時~)がある。
黒木瞳と相武紗季がWヒロインを張っている『おトメさん』の場合、2人の役どころは嫁・姑関係なのだが、黒木瞳は『下流の宴』(NHK)から引き続いての“いじめられ役”、相武はフジの月9『ブザー・ビート』で開眼した「意地悪キャラ」がハマっている。
「これまでもチラチラと悪役をやってきましたが、今度は凄い。今悪役をやらせたら、男なら稲垣吾郎、女なら相武紗季でしょう。黒目に対して白目の面積がだんだん大きくなってきてるんじゃないかと思うほど、目が怖い。そろそろ悪役商会に入ったほうがいいかもしれない」(コラムニスト・今井舞氏)
女優たちの演技力のたまものだろうが、現場では「2人は本当に険悪なんじゃないか」という噂まで出始めている。
「収録の合間のカメラが回っていない時でも2人は全く話をしない。役作りのために“あえて”やっているんだと思いますが、ちょっと心配になるほど」(番組スタッフ)
※週刊ポスト2013年2月15・22日号