数々の修羅場をくぐり抜けてきたジャーナリスト・山路徹氏(51才)が、女性セブンの読者から寄せられたお悩みにズバリ答える!
【質問】
だんなが美容に目覚めました。毎日の化粧水や乳液はもちろん、まゆ毛を整える、つめをやすりで磨く、リップクリームをぬってつやつや唇に…とまるで女子のようなケア! ここまでされると私ももうちょっとやらなきゃいけないかなってプレッシャーもありますが、女性以上にケアしているだんな、どう思いますか?(46才・パート)
【山路徹の回答】
結論をいうとぼくは賛成。男性だって何も手をかけないで、老けこんでいくよりは、ちゃんとケアしていつまでも若々しく、清潔感があったほうがいいと思うんです。
韓流スターを見ていてもそう思いませんか? ドラマ『検事プリンセス』などで日本の女性を虜にした俳優のパク・シフ(34才)。彼は韓流スターきっての美肌の持ち主だけど、決して女性っぽいわけではない。むしろあの肌の美しさが男性としての魅力を際立たせていると思います。
ぼくもテレビのバラエティー番組なんかに出るとき、ファンデーションなどメイクをしてもらうのですが、鏡を見るとびっくりするぐらい変わっていることがありますからね。しみも隠れて、「あれ? こんなに肌きれいだったっけ?」と錯覚するぐらい。いかに女性のお化粧がすごいか、再認識させられますが(笑い)、肌がきれいに見えるとなんとなく気分もよくなるんですよ。
それにあなただってだんなさんを見習って女を磨いたほうがいい。美容を夫婦共通の趣味としてコミュニケーションをはかればいいんです。たとえばお互いフェイシャルマッサージをしあう“うちエステ”をやるというのはどうですか?
そうそう、いいことを教えてあげましょうか。ぼくが知り合いのメイクさんから教えてもらった30秒で小顔になる方法。まず、両方の親指と人差し指の第二関節であごの下のほうをはさみ、それぞれの耳の方向へ軽く滑らせるようにしてマッサージしていく。耳まで達したら、親指を耳の下から首の下までまっすぐおろしながらマッサージしていく。これを30秒で何度かくりかえすと、顔色もよくなってむくみもすっきりします。
これを夫婦でやって「お前、きれいになったな」「あなたこそ顔が小さくなったんじゃない?」とほめあえば、お金もかからないし、夫婦の会話もはずんで、きれいにもなれる。いいことずくめじゃないですか。
※女性セブン2013年2月21日号