今や人気タレントよりも視聴率を稼ぎ、アイドルよりも男性ファンを惹きつける女子アナたち。
プライベートもなく、寝る間も惜しんで働く彼女らの財布の中身はというと、例えば、フジテレビ・加藤綾子アナ(27)の年収が1700万円と報じられたように、若くして1000万円超えも珍しくない(フジ社員は「多くても1200万円では……」と証言)。
だが、フジの女子アナは業界トップの高級取り。他局の女子アナたちはそれほど給与水準も高くないという。 最も悲惨といわれるのが日本テレビ。こちらは各種手当が少ない年俸制だ。
「女子アナの初任給は450万円程度。25歳で700万円、30歳を超えても1000万円に届かないぐらいです」(日テレ社員)
日テレの看板アナといえば、朝の情報番組『スッキリ!!』に出演していた石田エレーヌアナ(30)。推定年収は約900万円だ。
「『スッキリ!!』の飲み会で、レギュラーのテリー伊藤さんがエレーヌに“お前はADの気持ちなんてわからないだろ”と説教した。そうしたらエレーヌは後日、給与明細をテリーさんのところに持って行って“給料は社員ADと同じなので気持ちはわかる”と訴えていました」(番組スタッフ)
視聴率トップを走る日テレだが、視聴率と給料は決して比例するものではないのである。
※週刊ポスト2013年3月1日号