アイドル戦国時代と呼ばれる昨今。AKB48、ももいろクローバーZ、老舗のモーニング娘。やavexのSUPER☆GiRLSなど、多くの女性アイドルグループがしのぎを削るなか、上戸彩や剛力彩芽、武井咲らを輩出した「国民的美少女コンテスト」を主催するオスカープロモーションが新グループ「X21」を結成し、この戦国時代に名乗りを挙げた。
「X21」は、第13回全日本国民的美少女コンテストに出場した平均年齢14歳の21人で結成したガールズユニット。正規メンバーのほかに、コンテストやスカウトで見出された300人の候補生が待機しているという。しかし、オスカーの攻勢はそれだけにとどまらない。まったく別のオーディションも開催されているのだ。アイドル業界に詳しいライターのA氏が語る。
「今年で3回目になるんですが、『ウナコーワ』のCMヒロインを決める『ウナガールオーディション』というのが行なわれています。オスカー所属の若手女性タレント7人を対象にネット投票をするというもので、こちらでは『X21』とは別のメンバーがエントリーしています」
かゆみ・虫さされ薬としてお馴染みの『ウナコーワ』のCMヒロインを決めるこのオーディション。ネット投票によって7人の候補から最終選考進出者3人を選び、その中から最終選考会によって2013年のウナガールが決定される。投票期間は2月28日18時までで、キャンペーンサイトから誰でも1日1票投票することができる。
ちなみにキャンペーンサイトでは、候補者と会話ができるかもしれない期間限定のツイッター企画や、オリジナル動画の配信なども予定しているとのことだ。前出のライターA氏はこのオーディションの候補者について、こんな評価をする。
「ウナガールオーディションには、2011年に全国規模で行われた『ガールズオーディション2011』の地区大会グランプリ受賞者が4人エントリーされているんですが、その中でも東北地区グランプリの秋元美波さんは、オスカー伝統の“美女路線”で将来が楽しみですね。
あと第13回全日本国民的美少女コンテスト入選の、茉莉奈クリスタルさんにも注目です。日本とニュージランドのハーフの16歳。親しみやすい印象の美少女+ショートヘアーということで、かつての上戸彩をイメージさせる雰囲気もあります。いずれにしても、未来のスター候補生がエントリーされているのは間違いないです」
「X21」に「ウナガールオーディション」と、注目の若手女性タレントを次々と世に送り出すオスカープロモーション。アイドル戦国時代の勢力図が書き換えられるのも近い?